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治療方法
 手術の方法により大きく分けて2回法と一回法があります。
 ブローネマルクシステムのオーソドックスな最も確実に成功する方法は2回法でありますが、その後の研究によると、条件が整えば1回法でも成功率に変わりがないことが明らかになりました。
 最近ではできるだけ早く噛めるようになりたいという患者様の御希望に答えることのできる即時荷重(または即時機能、手術直後に噛めるようになる)についても科学的な根拠が揃いつつあります。
 最近のトレンドであるAll-on-4は、即時荷重の中でも最も劇的な治療効果のある方法であり、手術当日に取り外し式でない歯で噛めるところまで治療法は進化しています。
 2回法
 手術が2回必要です。
1回目の手術はインプラントを埋め込む手術(インプラント埋入術)を行い、傷を完全に閉じてしまいます。こうすることによって、細菌や機械的刺激から遮断された状態で骨が成熟するのを待ちます。インプラントの周りに十分に骨ができるのを待ってから2回目の手術を行います。
 2回目の手術はインプラントの上に土台(アバットメント)を取り付ける手術です。この手術は1回目の手術と違って、骨には侵襲を加えませんので簡単な手術で済みます。当院ではインプラントを埋める部分に骨を造る手術の場合は造成した骨を確実に生着させるために2回法で行っています。
インプラント埋入術
3~4ヶ月後にアバットメント連結

型取り
 1回法
 手術は1回だけです。
 インプラントを埋め込む手術をしたのち、土台(アバットメント)を取り付けてから傷口を閉じます。手術後は土台の金属が歯茎から見えている状態になります。
 当院では骨を造る等の追加の手術がない場合はほとんどすべて1回法で行っていますが、まれに骨が非常に柔らかくインプラントを埋め込んでいくときの抵抗が弱い場合は2回法に切り替えることがあります。
インプラント埋入とアバットメント連結
3~4ヶ月後に型取り
 即時荷重(即時機能) Immediate Loading(Immediate Function) イミーディエートローディング(イミーディエートファンクション)
 インプラントを埋め込む手術をしたのち、土台を取り付け、さらに上部構造も取り付けて、手術当日に噛めるようにする方法です。
 埋め込む部分の骨がある程度の硬さがあることと、術者には繊細なドリルコントロールが要求され、かつインプラントに過大な噛む力が加わらないように仮歯の噛み合わせをうまく調整しないとインプラントが生着しないので、すべての症例に適応できるわけではありません。
 この方法の中で部分的な治療でなく、上顎または下顎のすべての歯を一度に治療する方法はAll-on-4(オールオンフォー)と呼ばれています。
 All-on-4は、無歯顎でも最低4本でグラフトレス(骨を造る追加の手術をしない)で埋入同日に即時荷重(アバットメントおよび取り外し式でない歯を装着)するというコンセプトであり、ポルトガルのDr.Paulo Malo(パウロ・マロ)によって体系化された方法です。日本人は欧米人と違い顔の骨格が華奢なため4本のインプラントで12本の歯を支えるのは無理なケースが多く、すべての症例に4本で対応することによる失敗例が報告されています。
 当院でのAll-on-4は大阪大学歯学部臨床教授およびノーベルバイオケアジャパンのScientific Advisor and Clinical Consultantを兼任し、即時荷重イミーディエートローディングの世界的パイオニアである堀内克啓先生のガイドラインに沿った方法で治療を行っており、2007年12月現在100%の成功率を維持しています。
手術当日取り外し式でない仮歯をつける
3~4ヶ月後に型取り
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